キャバ嬢や風俗嬢がお店から給与としてもらっていた場合の社会保険の加入についてについてご説明します。
1.アルバイトやパートの方の社会保険加入とは?
社会保険の対象となる従業員とは次の通りです
・会社が社会保険に加入している事業所(適用事業所)であること
・1週間の所定労働時間、および1ヶ月の所定労働日数が正社員の4分の3以上
(目安としては、週30時間以上)
・臨時、日雇い、季節的業務で働く人ではないこと
※所定労働時間とは
所定労働時間・日数=雇用契約書などに記載されている労働時間、労働日数。
正社員の所定労働時間・日数=会社の就業規則に記載されている労働時間・労働日数。
という意味なので、社会保険の加入条件も就業規則の所定労働時間・労働日数により、会社ごとに若干異なる。ということになります。
上記に加えて、従業員501人以上の会社では、平成28年10月より加入基準...
キャバクラや風俗で働かれているキャストの方は、報酬などを受け取る際、所得税と復興特別所得税を給与から差し引かれて受け取っているので、所得税は支払っているのはお分かりかと思います。
一方で、住民税はどうなっているか不安な方も多いのではないでしょうか?
通常の流れでご説明すると、所得税の確定申告をすれば、その金額は市町村にも伝わります。そこで住民税と国民健康保険が計算され、本人に通知されるというしくみになります。
つまり、所得税の確定申告をしなければ、市町村は住民税の計算をすることができないことになります。
何かしらの形で所得税の確定申告をしていないことが税務署に把握され、税務調査があった場合には同時に住民税にも影響が及ぶことになります。
※詳細はまた別の機会でご説明させて頂きます。
副業としてキャバクラで働いている方、副業として風俗で働いている方、
確定申告をしていないから...